資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称白欠(斂)
正式名称白蘞
日本語読みびゃくれん, Byakuren
現地読みBailian
ラテン名Ampelopsis Radix (CP)
英語名Japanese Ampelopsis Root (CP)
原植物名Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino, カガミグサ
原植物科名Vitaceae, ブドウ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根の肥大部(肥大根)
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1972/12/00
蒐集者難波恒雄
TMPW No4272

学術情報データベース

一般生薬名白蘞, Bailian, Ampelopsis Radix (CP2020), Japanese Ampelopsis Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino, カガミグサ
原植物科名Vitaceae, ブドウ科
薬用部位肥大根
公定書薬典(2020)
臨床応用収斂,鎮痛,解毒薬として,癰疽瘡毒,瘰癧,火傷などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 苦,微寒.
[帰経] 心、胃経.
[効能] 清熱解毒,消癰散結,斂瘡生肌.
[主治] 癰疽発背,疔瘡,瘰癧,熱湯熱傷に用いる.
成分情報その他 Others
(*C1):
粘液質/mucilaginous

薬理作用抑制作用(水エキス:皮膚真菌,in vitro).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症熱傷, 膿腫, 帯下, 陰部の冷え痛み
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 66.
備考ブドウ科/Vitaceae のカガミグサ Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino (= A. serianaefolia Bunge) は中国原産で,わが国には享保年間に渡来し,各地で栽培されているが,日本産の市場品はない.通常肥大根を斜め切りした飮片として市販される.
中国西北地方では同属の A. aconitifolia Bunge を,貴州,四川省ではガガイモ科/Asclepidaceae の Cynanchum auriculatum Royle や C. wilfordi Hemsl. を,また福建,広西省ではウリ科/Cucurbitaceae の Melothria heterophylla (Lour.) Cogn. や M. indica Lour. の根を「白蘞」または「土白蘞」と称し薬用とする.
更新日2022/01/24