資料館生薬データベース
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学術情報データベース
一般生薬名 | 九香虫, Jiuxiangchong, Aspongopus (CP2020), Stink-bug (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | Aspongopus chinensis Dallas, ツマキクロカメムシ | |||||
原植物科名 | Pentatomidae, カメムシ科 | |||||
薬用部位 | 全乾燥虫体 | |||||
選品 | 体は乾燥しているが,油性があり,虫に食われていないものを佳品とする(C1). | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 胸腹痞満,胃痛,脾臓や腎臓の機能障害および陰痿に応用する.陰虚陽亢の者は,服用を慎むべきである. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 理気薬 | ||||
薬効 | [性味] 鹹,温. [帰経] 肝、脾、腎経. [効能] 理気止痛,温中助陽. [主治] 寒脹痛,肝胃気痛,腎虚陽痿,腰膝酸痛に用いる. | |||||
成分情報 | 脂肪酸 Fatty acids A. chinensis (*C1): ステアリン酸/stearic acid,パルミチン酸/Palmitic acid,オレイン酸/oleic acid その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds A. chinensis (*C1): trans-2-Decenal, Octenal, Hexanal | |||||
薬理作用 | 未詳. | |||||
適応症 | 胃痛, 腰痛, 胸脇が張って痛む, しびれ, 性機能減退 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 353-354. | |||||
備考 | 東北諸省に産するものは アオクサカメムシ Nezara antennata Scott の乾燥虫体である. | |||||
更新日 | 2021/09/28 | |||||