資料館生薬データベース
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学術情報データベース
一般生薬名 | 草豆蔲, Caodoukou, Alpiniae Katsumadai Semen (Non-JPS2022, CP2020), Alpinia Katsumadai Seed (Non-JPS2022), Katsumada Galangal Seed (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 草豆 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Alpinia katsumadai Hayata | |||||
原植物科名 | Zingiberaceae, ショウガ科 | |||||
薬用部位 | 種子の塊 | |||||
公定書 | 局外(2022), 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 芳香性健胃,駆風薬として,消化不良,胃腸の痛み,嘔吐などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 消食薬 | ||||
薬効 | [性味] 辛,温. [帰経] 脾、胃経. [効能] 燥湿行気,温中止嘔. [主治] 寒湿内阻,胃腹脹満冷痛,暖気嘔逆,不思飲食に用いる. | |||||
成分情報 | フラバノンとジヒドロフラボノール Flavanones & Dihydroflavonols (*C1): Alpinetin カルコン、ジヒドロカルコン及びオーロン Chalcones, Dihydrochalcones & Aurones (*C1): Cardamomin その他 Others (*C1): 精油/essential oil | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 草豆蔲の水煎剤(0.25~0.75%)はモルモットの摘出腸管に対して興奮作用があり,大量(1~1.25%)では抑制作用がある. | |||||
適応症 | 食欲不振, 嘔吐, 下腹痛, 冷え, 悪心, 消化不良 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
同類生薬 | 紅豆蔲,益智 | |||||
参考文献 | Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 239-240. | |||||
備考 | Amomum globosum Lour. (= Alpinia globosa Horan.) とする説もあるが,このものはベトナム産で,中国では近年雲南省に分布がみられている.現在の市場品はこのものではない.しかし,古来本草の草豆蔲の基源の詳細は不明である. | |||||
更新日 | 2022/07/21 | |||||