資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称莢菔子
正式名称萊菔子
日本語読みらいふくし, Raifukushi
現地読みLaibogja
ラテン名Raphani Semen (CP)
英語名Radish Seed (CP)
原植物名Raphanus sativus L. var. hortensis Backer, ダイコン
原植物科名Brassicaceae, アブラナ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類種子
入手先情報大韓民国(韓国), ソウル, 安徳均.韓清光氏
入手年月日1986/02/07
TMPW No4324

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
37.566535
126.97796919999996
入手先情報
大韓民国(韓国),ソウル
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名萊菔子, Laifuzi, Raphani Semen (CP2020), Radish Seed (CP2020)
生薬画像
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原植物名Raphanus sativus Linn. var. hortensis Backer, ダイコン
原植物画像
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原植物科名Brassicaceae, アブラナ科
薬用部位種子
公定書薬典(2020)
臨床応用健胃,去痰薬として,消化不良,下痢腹痛,咳嗽,痰多きものなどに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類消食薬
薬効[性味] 辛、甘,平.
[帰経] 肺、脾、胃経.
[効能] 消食除脹,降気化痰.
[主治] 飲食停滞,脘腹脹痛,大便秘結,積滞瀉痢,痰壅喘咳に用いる.
成分情報その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Urucic acidのグリセリド / glycerides

その他 Others
(*C1):
精油 / essential oil

薬理作用発育抑制作用(水浸剤:皮膚真菌,in vitro).
DNA配列AF039988, AF040031
適応症腹満, 腹痛, 咳嗽, 便秘, 消化不良
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 305-306.
備考萊菔は,ダイコンのことであり,その名称は raphanos,raphusなどヨーロッパ系の言語からとられたもので,元来ヨーロッパ地中海沿岸地方原産の植物である.根,葉および子を薬用とするが,現在では種子のみを用いている.
更新日2022/01/31