資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
37.566535
126.97796919999996
入手先情報
大韓民国(韓国),ソウル
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 地骨皮, Digupi, Lycii Cortex (JP18, CP2020), Lycium Bark (JP18), Chinese Wolfberry Root-bark (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 南骨皮(杜骨皮), 江北骨皮, 古城骨皮, 津骨皮 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Lycium chinense Miller1, Lycium barbarum Linn.2, クコ1, ナガバクコ2 | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Solanaceae, ナス科 | |||||
薬用部位 | 根皮 | |||||
選品 | 太い根から調製した巻状の根皮が良品(TN). | |||||
公定書 | 局外(1989), 薬典(2020), 日局18 | |||||
臨床応用 | 解熱,強壮薬として,結核の潮熱,咳嗽,吐血,煩熱消渇,陰虚で多汗の症などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 清虚熱薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘,寒. [帰経] 肺、肝、腎経. [効能] 涼血除蒸,清肺降火. [主治] 陰虚潮熱,骨蒸盗汗,肺熱咳嗽,喀血,衄血,内熱消渇に用いる. | |||||
成分情報 | アミノ酸 Amino acids (*C1): Betaine | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 一過性血糖上昇.解熱. | |||||
DNA配列 | AB051022, AB036550, AB036579, AB036608, AB036637, AB036543, AB036572, AB036601; 伝統医薬データベース. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 発熱, 盗汗, 咳嗽, 呼吸促迫, 痰に血が混ざる, 喀血, 吐血, 鼻血 | |||||
方剤 | 清心蓮子飲, 滋陰至宝湯, 秦艽別甲湯, 益元湯, 黄耆別甲湯, 加減瀉白散, 瀉白散, 定喘湯 | |||||
同類生薬 | 枸杞子,枸杞葉 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 137-138. | |||||
備考 | 市場では産地によって商品規格が定められている. (1) 南骨皮(杜骨皮):江蘇省蘇州~上海近郊産,品質良好. (2) 江北骨皮:江蘇省北部産,品質次品. (3) 古城骨皮:安徽省除県産,品質やや劣る. (4) 津骨皮:山西,河北,河南省産,劣品. クコの果実「枸杞子」は補腎薬,根皮「地骨皮」は清熱薬であり,効能が異なる. | |||||
更新日 | 2021/09/27 | |||||