資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称漏芦
正式名称漏蘆
日本語読みろろ, Roro
現地読みNooro
ラテン名Echinopsis Radix (CP)
英語名Globethistle Root (CP)
原植物名Echinops latifolius Tausch
原植物科名Compositae, キク科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
入手先情報大韓民国(韓国)
TMPW No4372

学術情報データベース

一般生薬名漏蘆 (禹州濾蘆), Loulu (Yuzhou Loulu), Echinopsis Radix (CP2020), Globethistle Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Echinops latifolius Tausch
原植物科名Compositae, キク科
薬用部位
公定書薬典(2020)
臨床応用解熱,解毒,抗炎症,排膿,催乳薬として,癰疽,疔瘡腫毒,瘰癧,乳癰,乳汁不通などに応用する.近年本品の黒焼きを痔疾に外用している.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 苦,寒.
[帰経] 胃経.
[効能] 清熱解毒,消癰,下乳,舒筋通脉.
[主治] 乳癰腫痛,癰疽発背,瘰癧瘡毒,乳汁不通,湿痺拘攣に用いる.
薬理作用抑制作用 (水浸剤:各種の皮膚真菌,in vitro).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症皮膚化膿症, 乳房が張って痛む, 乳汁分泌不全, 発熱, 痔
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 170-171.
備考中国ではこのほか,キク科/Compositae の Rhaponticum uniflorum (L.) DC. の根を祁州漏蘆と称し,禹州漏蘆より産量大である.また江蘇省ではタカサゴルリヒゴタイ Echinops grijisii Hance の根を漏蘆と称する.
更新日2022/01/27