資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
25.234479
110.17995300000007
入手先情報
中華人民共和国,広西壮族自治区桂林
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 桑寄生, Sangjisheng, Visci Herba (CP2020), Loranthi Ramulus, Colored Mistletoe Herb (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 槲寄生(Hujisheng) | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Viscum album L. var. coloratum (Komar.) Ohwi, ヤドリギ | |||||
原植物科名 | Viscaceae, ヤドリギ科 | |||||
薬用部位 | 葉をつけた茎 | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 鎮痛,強壮薬として,リウマチ,神経痛などの運動器の痛みを伴う疾患,その他婦人の胎動,胎漏,産後の乳汁不足などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 去風湿薬 | ||||
薬効 | [性味] 苦,平. [帰経] 肝、腎経. [効能] 去風湿,補肝腎,強筋骨,安胎. [主治] 風湿痺痛,腰膝酸軟,筋骨無力,崩漏経多,妊娠漏血,胎動不安,頭暈目眩に用いる. | |||||
成分情報 | 単糖類 Monosaccharides V. album var. coloratum f. rubro-aurantiacum (*C1): meso-Inositol トリテルペノイド Triterpenoids V. album var. coloratum f. rubro-aurantiacum (*C1): Oleanolic acid, beta-Amyrin フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols V. album var. coloratum f. rubro-aurantiacum (*C1): 4種のフラボン類/ 4 types of flavones S. parasitica L. (*C1): Quercetin, Avicularin | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 血圧降下作用,利尿作用. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 関節の腫脹・疼痛, リウマチ, 神経痛, 乳汁分泌不全 | |||||
方剤 | 独活寄生湯 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 174-176. | |||||
備考 | 本品はヤドリギ Viscum album L. var. coloratum (Komar.) Ohwi [=V. coloratum (Komar.) Nakai, V. album L. subsp. coloratum Komar.] および アカミヤドリギ V. album L. var. coloratum Ohwi forma rubro-aurantiacum (Makino) Ohwi の葉をつけた茎を乾燥したもの.市場では桑寄生,槲寄生,柳寄生,北寄生,黄寄生と呼ぶ. また Loranthus parasiticus (L.) Merr. (= Scurrula parasitica L.) の帯葉茎 (広寄生), オオバヤドリギ Loranthus yadoriki Sieb. ex Maxim. [= Taxillus yadoriki (Sieb.) Danser] の帯葉茎 (四川省で桑寄生,寄生苞,寄生子,柿寄生と称する) なども「桑寄生」として市販される.一般に北寄生 (東北, 華北) と広寄生 (華南) が多い.台湾市場の槲寄生はオオバヤドリギ Loranthus yadoriki, 広寄生は Viscum articulatum Burm. を基源としている. | |||||
更新日 | 2023/10/03 | |||||