資料館生薬データベース
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35.303704
113.92676299999994
産地情報
中華人民共和国,河南省新郷
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
入手先情報
中華人民共和国
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 金銀花, Jinyinhua, Lonicerae Flos (Non-JPS2022), Lonicerae Japonicae Flos (CP2020), Lonicera Flower (Non-JPS2022), Japanese Honeysuckle Flower (CP2020) | ||||||
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生薬異名 | 河南産: 南銀花, 密銀花; 山東産: 東銀花, 済銀花 | ||||||
生薬画像 |
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原植物名 | Lonicera japonica Thunberg (*B1), スイカズラ | ||||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Caprifoliaceae, スイカズラ科 | ||||||
薬用部位 | 花蕾 | ||||||
選品 | 花弁の上部が黄かっ色で,基部が赤かっ色で,良く乾いたものが良品(TN). | ||||||
公定書 | 局外(2022), 薬典(2020) | ||||||
臨床応用 | 解熱,解毒薬として,化膿性皮膚疾患,咽喉疼痛,下痢,風邪の初期の発熱に応用する.その黒焼きは止血薬にする. | ||||||
医学体系 | 中国医学 | ||||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 清熱解毒薬 | |||||
薬効 | [性味] 甘,寒. [帰経] 肺、心、胃経. [効能] 清熱解毒,疏散風熱. [主治] 癰腫疔瘡,喉痺,丹毒,熱毒血痢,風熱感冒,温病発熱に用いる. | ||||||
成分情報 | その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds (*C1): Ceryl alcohol, Sterin, Arachic acid, Myristic acid, Elaidic acid, Linolenic acid, Linolic acid 単糖類 Monosaccharides (*C1): Inositol ジテルペノイド Diterpenoids L. japonica var. sempervillosa (*C1): 3alpha-Hydroxy-(-)-manoyl oxide フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols (*C1): Luteolin, Lonicerin (Luteolin-7-rhamnoglucoside) | ||||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 軽度のストレス性潰瘍抑制.抗菌(各種グラム陽性菌及び陰性菌).利尿.コレステロールの腸管吸収抑制. | ||||||
DNA配列 | AF207727, AF207728, AF207729, AF207730, AF207731, AF207732, AF207733 | ||||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | ||||||
適応症 | 皮膚化膿症, 咽喉の腫脹疼痛, 血便, 発熱, 発疹 | ||||||
方剤 | 清咽利膈湯, 八味帯下方 | ||||||
広恵済急方(日本古典) Tips! | 2. 卒暴諸証: 突然発症する病 └ 2-14. 無名腫毒: 何とも心得がたく、名も知れざる腫物を生ずる事あり、早く傳薬等(つけぐすりなど)せされば、恐くは害をなすこと甚だしきものあらん 【用法】金銀花莖葉ともに擣(つき)て、汁を絞取て、温服すべし、其滓(かす)を患處(はれたるところ)に傳(つく)べし <中巻42丁> | ||||||
関連情報 | 新訂和漢薬 | ||||||
同類生薬 | 忍冬 | ||||||
参考文献 | Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . B1) 生薬42(1),65-75(1988). C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 109-110. L1) 官準 広恵済急方 L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2) L3) 新訂 和漢薬 | ||||||
備考 | 中国では『温病條辨』に収載されている処方である銀翹散が感冒や熱性疾患の初期に広く用いられている. 忍冬はスイカズラの茎または葉のついた茎で,解熱,解毒,利尿,消炎薬にする.解熱,解毒作用は金銀花の方が強い. | ||||||
更新日 | 2022/07/20 | ||||||