資料館生薬データベース
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。
首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。
産地情報
ミャンマー連邦
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
36.6952907
137.2113382
入手先情報
日本,富山県
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 酸棗仁, Suanzaoren, Ziziphi Semen (JP18), Ziziphi Spinosae Semen (CP2020), Jujube Seed (JP18), Spine Date Seed (CP2020) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
生薬画像 |
| |||||
原植物名 | Ziziphus jujuba Miller var. spinosa Hu ex H. F. Chou, サネブトナツメ | |||||
原植物画像 |
| |||||
原植物科名 | Rhamnaceae, クロウメモドキ科 | |||||
薬用部位 | 種子 | |||||
選品 | 扁円形をなし,赤色の仁であって,大粒のものが良いとされる(NI). | |||||
公定書 | 局外(1989), 日局18, 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 神経強壮,鎮静,催眠薬として,心因性不眠症,神経症,健忘症,口渇,虚弱体質者の多汗症などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 安神薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘、酸,平. [帰経] 肝、胆、心経. [効能] 養心補肝,寧心安神,斂汗,生津. [主治] 虚煩不眠,驚悸多夢,体虚多汗,津傷口渇に用いる. | |||||
成分情報 | 脂肪酸関連化合物 Fatty acids related compounds (*C1): 脂肪油/fat oil トリテルペノイド Triterpenoids (*C1): Betulinic acid, Betulin, Ebelinlactone ステロイドサポニン及びサポゲニン Steroid saponins & Sapogenins (*C1): Jujuboside A, Jujuboside B ペプチド Peptide (*C1): 蛋白質/protein | |||||
成分 構造式 |
※画像をクリックすると、拡大して表示されます。 | |||||
薬理作用 | 鎮静,鎮痛,血圧上昇(脂肪油画分,水可溶性画分).鎮静(メタノール可溶・水可溶画分). | |||||
DNA配列 | AF279272, AF048974, AF049848, U60313 | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 焦躁, 熱感, 不眠, 動悸, 健忘, 多夢, 疲れやすい, 元気が無い, 多汗, 自汗, 盗汗 | |||||
方剤 | 加味温胆湯, 加味帰脾湯, 帰脾湯, 酸棗仁湯, 正心湯, 茯苓補心湯 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 316-317. | |||||
更新日 | 2021/09/27 | |||||