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生薬名

入手時名称白歛
正式名称白蘞
日本語読みびゃくれん, Byakuren
ラテン名Ampelopsis Radix (CP)
英語名Japanese Ampelopsis Root (CP)
原植物名Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino, カガミグサ
原植物科名Vitaceae, ブドウ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根の肥大部(肥大根)
TMPW No594

学術情報データベース

一般生薬名白蘞, Bailian, Ampelopsis Radix (CP2020), Japanese Ampelopsis Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino, カガミグサ
原植物科名Vitaceae, ブドウ科
薬用部位肥大根
公定書薬典(2020)
臨床応用収斂,鎮痛,解毒薬として,癰疽瘡毒,瘰癧,火傷などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 苦,微寒.
[帰経] 心、胃経.
[効能] 清熱解毒,消癰散結,斂瘡生肌.
[主治] 癰疽発背,疔瘡,瘰癧,熱湯熱傷に用いる.
成分情報その他 Others
(*C1):
粘液質/mucilaginous

薬理作用抑制作用(水エキス:皮膚真菌,in vitro).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症熱傷, 膿腫, 帯下, 陰部の冷え痛み
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 66.
備考ブドウ科/Vitaceae のカガミグサ Ampelopsis japonica (Thunb.) Makino (= A. serianaefolia Bunge) は中国原産で,わが国には享保年間に渡来し,各地で栽培されているが,日本産の市場品はない.通常肥大根を斜め切りした飮片として市販される.
中国西北地方では同属の A. aconitifolia Bunge を,貴州,四川省ではガガイモ科/Asclepidaceae の Cynanchum auriculatum Royle や C. wilfordi Hemsl. を,また福建,広西省ではウリ科/Cucurbitaceae の Melothria heterophylla (Lour.) Cogn. や M. indica Lour. の根を「白蘞」または「土白蘞」と称し薬用とする.
更新日2022/01/24