資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称山東沙参
正式名称浜防風(北沙参)
日本語読みはまぼうふう, hamabohuきたしゃじん, kitashajin
現地読みShandong Shashen
ラテン名Glehniae Radix et Rhizoma (JP), Glehniae Radix (CP)
英語名Glehnia Root and Rhizome (JP), Coastal Glehnia Root (CP)
原植物名Glehnia littoralis Fr. Schmidt et Miquel, ハマボウフウ
原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根+根茎
蒐集者難波恒雄
TMPW No68

学術情報データベース

一般生薬名浜防風(北沙参), Hamabōhū (Beishashen), Glehniae Radix cum Rhizoma (JP18), Glehniae Radix (CP2020), Glehnia Root and Rhizome (JP18), Coastal Glehnia Root (CP2020)
生薬異名北沙参 (Beishashen)
生薬画像
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原植物名Glehnia littoralis Fr. Schmidt ex Miquel, ハマボウフウ
原植物画像
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原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位根および根茎
選品淡黄白色で芳香のあるものが良品(TN).
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用発汗,解熱,鎮痛薬として感冒などに用いる.また屠蘇散に配合される.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類補陰薬
薬効[性味] 甘、微苦,微寒.
[帰経] 肺、胃経.
[効能] 養陰清肺,益胃生津.
[主治] 肺熱燥咳,労嗽痰血,胃陰不足,熱病津傷,咽干口渇に用いる.
成分情報クマリン類 Coumarins
(*C1):
Psoralen, Imperatorin, Bergapten, 8-Geranyloxypsoralen, Osthenol-7-O-beta-gentiobioside

成分 構造式

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薬理作用解熱,軽度の鎮痛(エタノールエキス).
DNA配列D63490, D44568
適応症乾咳, 少痰, 発熱, 無痰, 痰に血が混ざる, 熱感, 口渇
方剤代用薬として配合
同類生薬防風
参考文献(JP18): 第18改正日本薬局方.
(CP2020): 中華人民共和国薬典 (2020年版).
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 81-83.
備考日本では「防風」の代用品として「浜防風」が漢方処方中に配合される.中国ではハマボウフウの根の皮層を除いたものを「北沙参」と称する.なお,中国では一般に「沙参」とは「北沙参」を指し,一方日本で「沙参」とは「南沙参」(キキョウ科の Adenophora 属植物の根)を指す.
更新日2021/09/23