資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称龍牙百合
正式名称百合
日本語読みびゃくごう, Byakugō
現地読みBaihe
ラテン名Lilii Bulbus (JP), (CP)
英語名Lilium Bulb (JP), Lily Bulb (CP)
原植物名Lilium lancifolium Thunb., オニユリ
原植物科名Liliaceae, ユリ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類鱗茎(球茎)
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1976/11/00
TMPW No712

学術情報データベース

一般生薬名百合, Baihe, Lilii Bulbus (JP18), (CP2020), Lilium Bulb (JP18), Lily Bulb (CP2020)
生薬画像
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原植物名Lilium lancifolium Thunberg1, Lilium brownii F.E. Brown var. colchesteri Wilson2, Lilium brownii F.E. Brown or Lilium pumilum De Candolle, オニユリ1, ハカタユリ2
原植物画像
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原植物科名Liliaceae, ユリ科
薬用部位りん片葉
選品湖南省産が品質最高.
公定書日局18,薬典(2020)
臨床応用滋養,強壮,消炎,鎮咳,止渇,鎮静薬として陰虚症の発熱,咳嗽,吐血,不眠,多夢などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類補陰薬
薬効[性味] 甘,寒.
[帰経] 心,肺経.
[効能] 養陰潤肺,清心安神.
[主治] 陰虚燥咳,労嗽咳血,虚煩惊悸,失眠多夢,精神恍惚に応用する.
成分情報脂質 Lipids
(*C1):
脂肪
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
脂質(0.1g)

糖質 Sugar
(*C1):
澱粉
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
糖質(27.2g), 繊維(0.7g)

ペプチド Peptide
(*C1):
たんぱく質
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
たんぱく質(3.7g)

プテリジン誘導体 Pteridine derivatives
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B2(0.07mg)

簡単な含窒素化合物 Simple nitrogen containing compounds
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
Vitamin B1(0.08mg)

その他 Others
ゆりの鱗茎(生)(可食部100gあたりの成分量) (*C2):
水分(67.0g), 灰分(1.3g), Ca(10mg), P(70mg). Fe(1.0mg), Na(1mg), K(730mg)

薬理作用未詳
DNA配列AB035282, AF088199; 伝統医薬データベース.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症咳嗽, 乾咳, 痰に血が混ざる, 吐血, 焦躁, 動悸, 不眠, 多夢
方剤四陰煎, 辛夷清肺湯, 百合固金湯
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 68-70.
C2) 四訂 食品成分表 2000(女子栄養大学出版部), pp 242-243.
備考日本で食用にされる「ユリ根」はオニユリ Lilium lancifolium Thunb.の鱗茎である.その他,ササユリ Lilium japonicum Thunb. ex Houtt. なども食用にされる.
更新日2024/02/06