資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称漏芦
正式名称漏蘆
日本語読みろろ, Roro
現地読みNooro
ラテン名Echinopsis Radix (CP)
英語名Globethistle Root (CP)
原植物名Echinops latifolius Tausch
原植物科名Compositae, キク科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
入手先情報大韓民国(韓国)
入手年月日1971/04/00
TMPW No748

学術情報データベース

一般生薬名漏蘆 (禹州濾蘆), Loulu (Yuzhou Loulu), Echinopsis Radix (CP2020), Globethistle Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Echinops latifolius Tausch
原植物科名Compositae, キク科
薬用部位
公定書薬典(2020)
臨床応用解熱,解毒,抗炎症,排膿,催乳薬として,癰疽,疔瘡腫毒,瘰癧,乳癰,乳汁不通などに応用する.近年本品の黒焼きを痔疾に外用している.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱解毒薬
薬効[性味] 苦,寒.
[帰経] 胃経.
[効能] 清熱解毒,消癰,下乳,舒筋通脉.
[主治] 乳癰腫痛,癰疽発背,瘰癧瘡毒,乳汁不通,湿痺拘攣に用いる.
薬理作用抑制作用 (水浸剤:各種の皮膚真菌,in vitro).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症皮膚化膿症, 乳房が張って痛む, 乳汁分泌不全, 発熱, 痔
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 170-171.
備考中国ではこのほか,キク科/Compositae の Rhaponticum uniflorum (L.) DC. の根を祁州漏蘆と称し,禹州漏蘆より産量大である.また江蘇省ではタカサゴルリヒゴタイ Echinops grijisii Hance の根を漏蘆と称する.
更新日2022/01/27