資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称吐根
正式名称吐根
日本語読みとこん, Tokon
現地読みPoaia, Ipeca
ラテン名Ipecacuanhae Radix (JP)
英語名Ipecac (JP)
原植物名Cephaelis ipecacuanha A. Rich
原植物科名Rubiaceae, アカネ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類
入手先情報香港, 永大行
入手年月日1976/11/00
TMPW No7514

学術情報データベース

一般生薬名吐根, Poaia, Ipeca, Ipecacuanhae Radix (JP18), Ipecac (JP18)
原植物名Cephaelis ipecacuanha A. Richard or Cephaelis acuminata Karsten
原植物画像
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原植物科名Rubiaceae, アカネ科
薬用部位根および根茎
公定書日局18
臨床応用催吐,去痰薬.アメーバ赤痢治療薬.
医学体系民間療法
成分情報アルカロイド Alkaloids
(*C1):
Emetine, Cephaeline, Psychotrine, O-Methylpsychotrine, Ipecamine, Hydroipecamine, Emetamine, Protoemetine, Ipecoside, Neoipecoside

成分 構造式

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薬理作用去痰.催吐(トコンアルカロイド).抗菌(emetine:アメーバ赤痢菌,栄養型アメーバ).
適応症喀痰, 催吐, アメーバ赤痢
方剤民間薬とされる
同類生薬カルタゲナ吐根
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
C1)第十三改正日本薬局方解説書, pp D.766-770.
備考吐根(またはリオ吐根)はブラジルの民間薬で,通常単味を散剤として用いる.カルタゲナ吐根は同属の Cephaelis acuminata Karsten の根で Cartagena ipecac の別名がある.コロンビア共和国の森林中に自生し,吐根に類似する形態を持つが,やや大きい.アルカロイド含量は吐根よりも概して多いが,cephaeline を emetine より比較的多く含有する.
更新日2021/09/27