資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.1795543
129.07564160000004
入手先情報
大韓民国(韓国),釜山
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 紫菀, Ziwan, Asteris Radix (Non-JPS2022), Asteris Radix et Rhizoma (CP2020), Aster Root (Non-JPS2022), Tatarian Aster Root (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 軟紫菀 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Aster tataricus L.f., シオン | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Compositae, キク科 | |||||
薬用部位 | 根及び根茎 | |||||
選品 | 外部が紫色,内部が白色で,細長い根がたくさん付いた,軟らかでよく揃ったものが良いとされる(NI). | |||||
公定書 | 局外(2022),薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 鎮咳,去痰薬として,慢性の咳嗽,喘息,血痰などに応用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 止咳平喘薬 | ||||
薬効 | [薬性・性味] 辛、苦,温. [帰経] 肺経. [効能] 潤肺下気,消痰止咳. [主治] 痰多喘咳,新久咳嗽,労嗽咳血に応用する. | |||||
成分情報 | トリテルペノイド Triterpenoids (*C1, C2): Shionone, Epifriedelinol, Friedelin フラボンとフラボノール Flavones & Flavonols (*C1, C2): Quercetin | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 制菌作用(大腸菌,チフス菌,パラチフス菌,緑膿杆菌,コレラ菌等のグラム陰性菌) | |||||
DNA配列 | AF245439; 伝統医薬データベース. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます 訳文画像を表示 | |||||
適応症 | 咳嗽, 喀痰, 喘息 | |||||
方剤 | 杏蘇散, 紫苑散, 四順湯, 扶脾生脈散加白芨, 射干麻黄湯, 葦茎合四順湯 | |||||
同類生薬 | 山紫菀(硬紫菀)(「備考」参照) | |||||
参考文献 | Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022. CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, P 161-163. C2) 生薬学概論,P217. | |||||
備考 | 現在市場には紫菀(軟紫菀)と山紫菀(硬紫菀)の2種の商品がある.山紫菀はキク科のオタカラコウ Ligularia fischeri Turcz. などのLigularia属植物の地下部を基源とする.その他,キンポウゲ科,バラ科,ユリ科植物などに由来するものがあるが,これらはすべて偽品である. | |||||
更新日 | 2022/08/29 | |||||