資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称ロート根
正式名称ロート根
日本語読みろーとこん, Rōtokon
現地読みNangtangkeun
ラテン名Scopaliae Rhizoma (JP)
英語名Scopolia Rhizome (JP)
原植物名Scopolia parviflora Nakai, チョウセンハシリドコロ
原植物科名Solanaceae, ナス科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根茎
産地情報大韓民国(韓国)
入手先情報日本, 大阪府, 三国市場品
入手年月日1967/04/06
TMPW No826

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
大韓民国(韓国)
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名ロート根, Rōtokon, Scopoliae Rhizoma (JP18), Scopolia Rhizome (JP18)
生薬画像
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原植物名1Scopolia japonica Maximowicz, Scopolia carniolica Jacquin or Scopolia parviflora Nakai , 1ハシリドコロ
原植物画像
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原植物科名Solanaceae, ナス科
薬用部位根茎
選品よく肥大し,新鮮なものが良い(TN).
公定書日局18
臨床応用ロートエキス(鎮痛,鎮痙薬),アトロピン,スコポラミン(副交感神経遮断薬)の製造原料.ロートエキスは胃酸過多,胃痛,胃痙攣,十二指腸潰瘍,痙攣性便秘などに応用する.
成分情報クマリン類 Coumarins
(*C1):
Scopoletin, Scopolin

トロパン系アルカロイド Tropane alkaloids
(*C1):
l-Hyoscyamine, Atropine, Scopolamine

成分 構造式


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薬理作用鎮痛,鎮痙作用(エキス),抗ヒスタミン,抗アセチルコリン,抗バルビタール作用(浸出液).
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症胃痛, 胃酸過多, 胃痙攣, 十二指腸潰瘍, 便秘, 痔瘡, 鼻汁
方剤ロートエキス, ロートエキス散, ロートエキス・アネスタミン散, ロートエキス・カーボン散, 複方ロートエキス・ジアスターゼ散, 複方ロートエキス・水酸化アルミ散, ロートエキス・タンニン坐剤, 複方ロートエキス・タンニン坐剤, 複方ロートエキス・タンニン軟膏, ロートエキス・パパベリン・アネスタミン散
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 128-130.
備考ベラドンナ根の代用品として日局2から収載された.日本産ロート根は品薄のためヨーロッパのヨウシュハシリドコロ Scopolia carniolica L. または韓国産のチョウセンハシリドコロ S. parviflora Nakai の根茎が用いられることがある.
更新日2021/09/27