資料館生薬データベース
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生薬名 | 入手時名称 | ロート根 |
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正式名称 | ロート根 | |
日本語読み | ろーとこん, Rōtokon | |
現地読み | Rōtokon | |
ラテン名 | Scopoliae Rhizoma (JP) | |
英語名 | Scopolia Rhizome (JP) | |
原植物名 | Scopolia japonica Maxim., ハシリドコロ | |
原植物科名 | Solanaceae, ナス科 | |
薬用部位 | 分類 | 植物性生薬 | 細分類 | 根茎 |
TMPW No | 831 |
学術情報データベース
一般生薬名 | ロート根, Rōtokon, Scopoliae Rhizoma (JP18), Scopolia Rhizome (JP18) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | 1Scopolia japonica Maximowicz, Scopolia carniolica Jacquin or Scopolia parviflora Nakai , 1ハシリドコロ | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Solanaceae, ナス科 | |||||
薬用部位 | 根茎 | |||||
選品 | よく肥大し,新鮮なものが良い(TN). | |||||
公定書 | 日局18 | |||||
臨床応用 | ロートエキス(鎮痛,鎮痙薬),アトロピン,スコポラミン(副交感神経遮断薬)の製造原料.ロートエキスは胃酸過多,胃痛,胃痙攣,十二指腸潰瘍,痙攣性便秘などに応用する. | |||||
成分情報 | クマリン類 Coumarins (*C1): Scopoletin, Scopolin トロパン系アルカロイド Tropane alkaloids (*C1): l-Hyoscyamine, Atropine, Scopolamine | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 鎮痛,鎮痙作用(エキス),抗ヒスタミン,抗アセチルコリン,抗バルビタール作用(浸出液). | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 胃痛, 胃酸過多, 胃痙攣, 十二指腸潰瘍, 便秘, 痔瘡, 鼻汁 | |||||
方剤 | ロートエキス, ロートエキス散, ロートエキス・アネスタミン散, ロートエキス・カーボン散, 複方ロートエキス・ジアスターゼ散, 複方ロートエキス・水酸化アルミ散, ロートエキス・タンニン坐剤, 複方ロートエキス・タンニン坐剤, 複方ロートエキス・タンニン軟膏, ロートエキス・パパベリン・アネスタミン散 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 128-130. | |||||
備考 | ベラドンナ根の代用品として日局2から収載された.日本産ロート根は品薄のためヨーロッパのヨウシュハシリドコロ Scopolia carniolica L. または韓国産のチョウセンハシリドコロ S. parviflora Nakai の根茎が用いられることがある. | |||||
更新日 | 2021/09/27 | |||||