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生薬名

入手時名称青箱子
正式名称青葙子
日本語読みせいそうし, Seisōshi
現地読みQingxiangzi
ラテン名Celosiae Semen (CP)
英語名Feather Cockscomb Seed (CP)
原植物名Celosia argentea L., ノゲイトウ
原植物科名Amaranthaceae, ヒユ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類種子
TMPW No8815

学術情報データベース

一般生薬名青葙子, Qingxiangzi, Celosiae Semen (CP2020), Feather Cockscomb Seed (CP2020)
生薬画像
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原植物名Celosia argentea Linn., ノゲイトウ
原植物科名Amaranthaceae, ヒユ科
薬用部位成熟種子
公定書薬典(2020)
臨床応用強壮,消炎薬として,目疾,瘡瘍などの治療に応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類清熱瀉火薬
薬効[性味] 苦,微寒.
[帰経] 肝経.
[効能] 清肝瀉火,明目退翳.
[主治] 肝熱目赤,目生翳膜,視物昏花,肝火眩暈に応用する.
成分情報その他 Others
(*C1):
脂肪油を含有するが詳細は不明
Fat oil is contained, but the details are unclear.

薬理作用未詳.
DNA配列AF206747, AF206883
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます  訳文画像を表示
適応症目の充血, 角膜混濁, 視力減退, めまい, 目の腫脹・疼痛
方剤希有処方に配合
参考文献CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 276.
備考市場の青葙子には ケイトウ Celosia cristata L. の種子も混入されている.両者は極めて酷似しており,判別不能である.C. cristataC. argentea の栽培品種であろうとする説もある.このほか中国北部,内蒙古,西北地区では,ヒユ科/Amaranthaceae のアオゲイトウ Amaranathus retroflexus L. の種子を青葙子として用いている.
更新日2023/09/19