資料館生薬データベース
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生薬名 | 入手時名称 | 赤石脂 |
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正式名称 | 赤石脂 | |
日本語読み | しゃくせきし, Shakusekishi | |
現地読み | Chishizhi | |
ラテン名 | Halloysitum Rubrum (CP) | |
英語名 | Red Halloysite (CP) | |
原植物名 | , 酸化第二鉄を多量に含む雲母源カオリナイト | |
薬用部位 | 分類 | 鉱物性生薬 | 細分類 | 鉱物 |
TMPW No | 8923 |
学術情報データベース
一般生薬名 | 赤石脂, Chishizhi, Halloysitum Rubrum (CP2020), Red Halloysite (CP2020) | |||||
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生薬画像 |
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原植物名 | 酸化第二鉄を多量に含む雲母源カオリナイト / Mica source kaolinite with large amount of ferric oxide | |||||
薬用部位 | 鉱物 | |||||
選品 | 砕け易く,爪で磨いた所は光沢を放ち,土臭い味がなく,内部まで淡紅色の物が良い(NI). | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 胃腸病に内服.慢性下痢,血便,月経過多,帯下のひどいものに用いる.収斂作用があり,おでき,湿疹に外用する. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 収渋薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘、酸、渋,温. [帰経] 大腸、胃経. [効能] 渋腸,止血,生肌斂瘡. [主治] 久瀉久痢,大便出血,崩漏帯下に応用し、瘡瘍久潰不斂,湿瘡膿水浸淫に外用する. | |||||
成分情報 | その他 Others (*C1): Al2O3・2SiO2・4H2O (Kaolinite) が主.Fe2O3, Cr2O3, MgO, FeO などの夾雑物を含む. | |||||
薬理作用 | 止瀉,止血. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 慢性下痢, 血便, 月経過多, 不正性器出血, 精液漏れ, 尿失禁, 帯下, 創口が閉鎖しない, 湿疹 | |||||
方剤 | 烏頭赤石脂丸, 赤石脂禹余糧湯, 大桃花湯, 風引湯 | |||||
参考文献 | JP18: 第18改正日本薬局方. C1)和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 366-367. | |||||
備考 | 正倉院に納められている赤石脂から,本草にいう真の赤石脂は含鉄アルカリ性粘土であることが判明している. | |||||
更新日 | 2021/09/27 | |||||