資料館生薬データベース
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学術情報データベース
一般生薬名 | 天竹黄, Tianzhuhuang, Bambusae Concretio Silicea (CP2020), Tabasheer (CP2020) | |||||
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生薬異名 | 竹黄(Zhuhuang) | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Phyllostachys nigra Munro var. henonis Stapf, ハチク | |||||
原植物科名 | Bambusaceae, タケ科 | |||||
薬用部位 | 樹脂 | |||||
公定書 | 薬典(2020) | |||||
臨床応用 | 清涼解熱,鎮静薬として,中風で口がきけず,熱病で神昏譫語するものに用いる.また小児のひきつけに用いる. | |||||
医学体系 | 中国医学 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 清熱薬 | ||||
薬効 | [性味] 甘,寒. [帰経] 心、肝経. [効能] 清熱豁痰,涼心定驚. [主治] 熱病神昏,中風痰迷,小児痰熱驚癇,抽搐,夜啼に用いる | |||||
成分情報 | その他 Others (*C1): KOH, Silica, Al2O3, Fe2O3 | |||||
薬理作用 | 未詳. | |||||
証類本草(中国古典) | ※画像をクリックすると本文の画像が表示されます | |||||
適応症 | 発熱, 中風, 夜泣き, 痰 | |||||
方剤 | 希有処方に配合 | |||||
同類生薬 | 竹葉,竹茄,竹瀝 | |||||
参考文献 | CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) . C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 231-232. | |||||
備考 | タケ科/Bambusaceae の ハチク Phyllostacys nigra Munro var. henonis Staph,マダケ Phyllostacys bambusoides Sieb. et Zucc. (P. reticulata C. Kock), その他タケ類の茎 (竹桿) の節孔の中に病的に生成した塊状物質を採り出したもの.天然品が最佳であるが,得がたいので,現在では人工的に竹桿を加熱して,竹節中に竹瀝 (竹桿を切って火炙して切口から滴下してくる液汁) を出させ, 自然に凝固したものを採りだし天竹黄と称するが, 品質がまちまちで劣品である. 産地によって雲南竹黄 (上等品は瓦片状を呈し, 一面白色, 一面黒色.次品は不斉塊状: 下等品は粉末状で, 米黄とも称する), 竹黄精 (白色玉質の顆粒で上品である), 西竹黄 (老竹黄, 洋竹黄とも称す. ベトナム, マレー, スマトラなどから産し, 不斉塊粒, 灰白色または透明黄白色, ときに泥塊, 炭塊などが混る), 広竹黄 (土竹黄とも称し,広東,広西に産するもので, 品質には差異がある. 上等品は老竹黄に似, 下等品は泥などが多くて重い) などがある. | |||||
更新日 | 2022/03/11 | |||||