資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称玳瑁
正式名称玳瑁
日本語読みたいまい, Taimai
現地読みDaimao
ラテン名Eretmochelyos Carapax
原植物名Eretmochelys imbricata Linn., タイマイ
原植物科名Chelonidae, ウミガメ科
薬用部位分類動物性生薬
細分類爬虫類
TMPW No9078

学術情報データベース

一般生薬名玳瑁,Daimao,Eretmochelyos Carapax
生薬画像
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原植物名Eretmochelys imbricata Linn. (= Eretmochelys squamosa Gir.), タイマイ
原植物画像
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原植物科名Chelonidae, ウミガメ科
薬用部位背甲の乾燥品
臨床応用鎮痙薬として,小児の驚癇に用いるほか,解熱,解毒薬としても用いる.また,痘瘡の予防,黒陥の治療薬として,生玳瑁を生犀角とともに汁に磨って温服する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類平肝熄風薬
成分情報その他 Others
(*C1):
膠質などを含むが,詳細は不明

薬理作用未詳.
DNA配列L12718
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症痙攣, 驚きやすい, 発熱, ひきつけ
方剤希有処方に配合
同類生薬鼈甲,亀板
参考文献C1)和漢薬百科図鑑 Vol. Ⅱ, pp 304-305.
備考偽品には,次の各種がある.(1) 赤蠵龟 (正覚坊の): 背甲は赤褐色で,玳瑁に似ているが,透視すると,透明な小点が無い.(2) 人工玳瑁:焼くと火焔が上がり,松の匂いがする. (3) 魚皮で作った玳瑁:焼いても,火焔がでず,泡もたたないが,こげ臭い.
更新日2021/01/18