資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称何首烏
正式名称何首烏
日本語読みかしゅう, Kashū
現地読みUheosu
ラテン名Polygoni Multiflori Radix (JP), (CP)
英語名Polygonum Root (JP), Fleeceflower Root (CP)
原植物名Polygonum multiflorum Thunb., ツルドクダミ
原植物科名Polygonaceae, タデ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類塊根
入手先情報大韓民国(韓国), 大邱
入手年月日1973/09/00
TMPW No940

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
35.8714354
128.601445
入手先情報
大韓民国(韓国),大邱
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名何首烏, Heshouwu, Polygoni Multiflori Radix (JP18, CP2020), Polygonum Root (JP18), Fleeceflower Root (CP2020)
生薬画像
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原植物名Polygonum multiflorum Thunberg, ツルドクダミ
原植物画像
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原植物科名Polygonaceae, タデ科
薬用部位塊根
選品連珠状で,根を切り離した横断面が淡紅色の花紋で,表面に縦に五條の深い溝のある,大きなものが良い(NI).
公定書局外(1989), 薬典(2020), 日局18
臨床応用強壮,強精,補血,瀉下薬として,精血の不足,腰膝の疼痛,遺精,帯下,白髪などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類補血薬
薬効[性味] 苦、甘、渋,微温.
[帰経] 肝、心、腎経.
[効能] 解毒,消癰,截瘧,潤腸通便.
[主治] 瘡癰,瘰癧,風疹掻痒,久瘧体虚,腸燥便秘に用いる.
成分情報アントラキノン Anthraquinones
(*C1):
Chrysophanol, Emodin

タンニン Tannins
(*C1):
Tannin

スチルベン系化合物 Stilbenes
(*C2):
2,3,5,4'-Tetrahydroxystilbene-2-O-beta-D-glucoside

インドール系アルカロイド Indole alkaloids
(*C3):
Indole-3-(L-alpha-amino-alpha-hydroxypropionic acid) methyl ester

成分 構造式

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薬理作用腸管運動促進作用(水エキス).腸管からのコレステロール吸収抑制.Corticotropin様作用.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症頭のふらつき, 目がかすむ, めまい, 耳鳴り, 腰や膝がだるく無力, しびれ, 脱毛, 早期白髪, 精液漏れ, 悪寒, 発熱, 皮膚化膿症, 頚部リンパ節腫, 掻痒, 便秘, 高脂血症
方剤当帰飲子
同類生薬白何首烏
参考文献JP18: 第18改正日本薬局方.
CP2020: 中華人民共和国薬典 (2020年版) .
C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, p 77.
C2)生薬学概論, p 314.
C3)Zhong Cao Yao,29,5(1998).
備考白何首烏はガガイモ科/Asclepiadaceae の Cynanchum auriculatum Royle の根.その他 C. bungei Dcne., コイケマ C. wilfordii Hemsl. など.
更新日2021/09/27