資料館生薬データベース
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産地情報
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png
学術情報データベース
一般生薬名 | 南天実, Nantianshi, Nandinae Fructus (Non-JPS2022), Nandina Fruit (Non-JPS2022) | |||||
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生薬異名 | 南天竹子, 白南天, 天竺子 | |||||
生薬画像 |
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原植物名 | Nandina domestica Thunberg forma leucocarpa Makino1 or Nandina domestica Thunberg2, シロミナンテン (シロナンテン)1 or ナンテン2 | |||||
原植物画像 |
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原植物科名 | Berberidaceae, メギ科 | |||||
薬用部位 | 成熟果実 | |||||
選品 | シロミナンテンの果実が賞用される. | |||||
公定書 | 局外(2022) | |||||
臨床応用 | 日本で,消炎,鎮咳薬として,民間的に喘息や百日咳に用いる. 1日量5~10gを煎用する. | |||||
医学体系 | 民間療法 | |||||
伝統医学的薬効 | 分類 | 日本 | ||||
成分情報 | アルカロイド Alkaloids (*C1): Domestine, Isocorydine(以上果実/fruit), Nandinine, Berberine, Jateorrhizine, Domesticine, Isodomesticine, Domestine, Nandazurine, Sinoacutine (以上樹皮/bark) | |||||
成分 構造式 |
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薬理作用 | 抗菌(domesticine methylether:鳥型結核菌,ブドウ球菌).知覚神経および運動神経抹消の麻痺作用(domestine). | |||||
DNA配列 | L75843, L37920, L37911 | |||||
適応症 | 咳, 気管支喘息, 百日咳 | |||||
方剤 | 民間薬とされる | |||||
参考文献 | Non-JPS2022: 日本薬局方外生薬規格2022. C1)和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 214-215. | |||||
備考 | 日本でシロミナンテンまたはナンテンの果実を鎮咳薬として用いるようになった起源は不明であるが,中国からの知識を導入したものではないようだ.市場では「白南天」と「赤南天」があり,白実を生じるシロミナンテンが賞用されるため,赤実のナンテンの果実を漂白したものが多く出まわる.このものはツヤがなく,薄膜がみられず,果皮が薄い. | |||||
更新日 | 2022/07/21 | |||||