中国薬草古典「証類本草」データベース
中国薬草古典「証類本草」データベース
証類本草
経史證類大観本草
「証類本草」は中国で1世紀頃に創刊された薬草古典『神農本草経』を基本とし、その後収録項目を追加しながら12世紀頃までに31巻発刊された最も権威がある薬物書である。

収載品目は1,700種類で、薬用植物・動物・鉱物、さらには食用とされる果実類、米穀類、野菜類、獣禽類などの効能が、形態、産地などとともに時代毎に収載される。

医薬学及び植物学方面の内容の正確さや情報量の豊富さ、生薬の基源の歴史的変遷をたどることができ、薬効のみならず食効に関する情報が提供できるなどの点で、漢方資料として極めて重要な価値を有する。 この古典を我が国として初めて翻訳・データベース化する。