資料館生薬データベース

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生薬名

入手時名称防風
正式名称防風
日本語読みぼうふう, Bohu
現地読みFangfeng
ラテン名Saposhnikoviae Radix (JP), (CP)
英語名Saposhnikovia Root and Rhizome (JP), Divaricate Saposhnikovia Root (CP)
原植物名Saposhnikovia divaricata Schischk.
原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位分類植物性生薬
細分類根+根茎
産地情報中華人民共和国, 河北省
入手先情報日本, 大阪府, ㈱栃本天海堂
入手年月日2020/01/17
蒐集者小松かつ子
備考【2019年冬サンプル品】
TMPW No30512

首都、省都または行政区域代表地点(都道府県庁所在地など)を表示しています。  
38.042805
114.51489300000003
産地情報
中華人民共和国,河北省
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_san.png
34.6937378
135.50216509999996
入手先情報
日本,大阪府
https://ethmed.toyama-wakan.net/img/pin_nyu.png

学術情報データベース

一般生薬名防風, Fangfeng, Saposhnikoviae Radix (JP17, CP2015), Saposhnikovia Root and Rhizome (JP17), Divaricate Saposhnikovia Root (CP2015)
生薬異名真防風, 関防風, 東防風, 山防風
生薬画像
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原植物名Saposhnikovia divaricata (Turcz) Schischkin (= Ledebouriella seseloides auct. non H. Wolff)
原植物画像
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原植物科名Umbelliferae, セリ科
薬用部位根(及び根茎)
選品外面が淡黄色で内部が充実し,太く長いものが良品.通常根頭部に暗褐色の繊維状の根出葉残基をつける(TN).
公定書日局17,薬典(2015)
臨床応用発汗,駆風,解熱,鎮痛薬として,感冒,頭痛,発熱して無汗,関節痛,四肢拘攣,破傷風などに応用する.
医学体系中国医学
伝統医学的薬効分類辛温解表薬
薬効[性味] 辛、甘,微温.
[帰経] 膀胱、肝、脾経.
[効能] 去風解表,勝湿止痛,止痙.
[主治] 冒頭痛,風湿痺痛,風疹掻痒,破傷風に用いる.
成分情報単糖類 Monosaccharides
(*C2):
D-Mannitol

テルペノイド(精油) Terpenoids (Essential oils)
(*C2):
精油

クロモン類 Chromones
(*C1):
5-O-Methyl visamminol, Cimifugin, Hamaudol,それらの glucoside

クマリン類 Coumarins
(*C1):
Deltoin

成分 構造式



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薬理作用解熱作用(煎剤).
DNA配列AF077878, U58553, U78377, U78437, AF164833, AF169280, AF169281, AF169282, AF169283; 伝統医薬データベース.
証類本草(中国古典)※画像をクリックすると本文の画像が表示されます
適応症感冒, 発熱, 悪寒, 頭痛, 身体痛, 関節の腫脹・疼痛, 筋肉のひきつり, 痙攣, 掻痒, 破傷風
方剤黄連消毒飲, 加味八仙湯, 玉屏風散, 駆風解毒散, 駆風触痛湯, 荊芥連翹湯[一貫堂], 荊芥連翹湯[回春], 桂枝芍薬知母湯, 四順清涼飲, 瀉胃湯, 十味剉散, 十味敗毒湯, 小続命湯, 消風散, 舒筋立安散, 助陽和血湯, 辛夷散, 秦艽防風湯, 腎疸湯, 清咽利膈湯, 清湿湯, 清上蠲痛湯, 清上防風湯, 清涼飲, 洗肝明目湯, 川芎茶調散, 疎経活血湯, 大三五七散, 大防風湯, 竹葉湯, 治頭瘡一方, 釣藤散, 当帰飲子, 当帰拈痛湯, 内托散 [回春], 内托散 [千金], 防已地黄湯, 防風通聖散, 立効散, 龍胆瀉肝湯 [一貫堂], 明眼一方
広恵済急方(日本古典) 

Tips!

3. 外傷の類: 怪我や蟲獣(むし、けだもの)に咬まれる等の外傷
└ 3-11. 諸獣囓傷
: 獣に噛まれる
 └ 瘈狗囓: 瘈(やまい)犬に囓まれたる
【用法】防風升麻葛根甘草各三分、杏仁一匁五分、水茶椀に二杯を一杯に煎服す、最よし、豺狼(やまいいぬ、おおかみ)に囓(かまれ)たるも、此方よし <中巻90丁>
関連情報新訂和漢薬
同類生薬浜防風
参考文献C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 82-83.
C2) 生薬学概論, p 258.
L1) 官準 広恵済急方
L2) 近世歴史資料集成第2期 (第9巻) 民間治療(2)
L3) 新訂 和漢薬
備考防風として Saposhnikovia divaricata の根(関防風,東防風)の他,Ligusticum brachylobum Franch.(川防風),Seseli mairei Franch. と S. yunnanense Franch.(雲防風)などの根も使用される.日本では ハマボウフウ Glehnia littoralis F. Schmidt et Miquel の根及び根茎(浜防風)を代用にすることもある.
更新日2020/05/13