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生薬名	入手時名称	Imperatae Rhizoma
	正式名称	茅根
	日本語読み	ぼうこん, Bōkon
	ラテン名	Imperatae Rhizoma (JP), (CP)
	英語名	Imperata Rhizome (JP), Lalang Grass Rhizome (CP)
	別名	白茅根 (Baimaogen)
原植物名		Imperata cylindrica P. Beauvios var. major (Ness) C. E. Hubb.
原植物科名		Gramineae, イネ科
薬用部位	分類	植物性生薬
薬用部位	細分類	根茎
TMPW No		440

学術情報データベース

一般生薬名

茅根, Maogen, Imperatae Rhizoma (JP18), (CP2020), Imperata Rhizome (JP18), Lalang Grass Rhizome (CP2020)

生薬異名

白茅根 (Baimaogen)

生薬画像

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原植物名

Imperata cylindrica Beauvois¹, Imperata cylindrica P. Beauvios var. koenigii Durand et Schinz, Imperata cylindrica var. major C.E. Hubb., チガヤ¹

原植物画像

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原植物科名

Gramineae, イネ科

薬用部位

根茎

選品

太くて長く，淡色（淡黄白色）のものがよい(TN)．

公定書

日局18，薬典(2020)

臨床応用

消炎性利尿，解熱，淨血，止血薬として，熱性病，吐血，鼻血，尿血，水腫，黄疸，小便不利，煩渇，咳喘，嘔逆などに応用する．

医学体系

中国医学

伝統医学的薬効

分類

止血薬

薬効

[性味] 甘，寒．
[帰経] 肺、胃、膀胱経．
[効能] 涼血止血，清熱利尿．
[主治] 血熱吐血，衄血，尿血，熱病煩渇，湿熱黄疸，水腫尿少，熱淋渋痛に用いる．

成分情報

その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds
(*C1):
Citric acid, Malic acid

単糖類 Monosaccharides
(*C1):
D-Fructose, D-Glucose, D-Xylose

少糖類 Oligosaccharides
(*C1):
Sucrose

トリテルペノイド Triterpenoids
(*C1):
Simiarenol, Cylindrin, Arundoin, Fernenol, Isoarborinol

その他 Others
(*C1):
K塩/KCl

成分構造式

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薬理作用

利尿作用（水エキス）．

DNA配列

AF345653, AF092512, AF190764

証類本草（中国古典）

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適応症

吐血, 鼻出血, 血尿, 口渇, 嘔吐, 悪心, しゃっくり, 麻疹, 高熱, 咳嗽, 黄疸, 急性腎炎, 排尿痛, 排尿困難

方剤

希有処方に配合

広恵済急方（日本古典）　

Tips！

2. 卒暴諸証: 突然発症する病
└ 2-5. 諸失血眩暈: 吐血、下血、鼻衂、舌衂、歯損（はをぬきてそんじ）血出で、金創など血出ること過多（おびただし）ければ、皆眩暈して昏迷になる事あり　
【用法】茅根を焼，烟（けむり）の中へ醋を灑（そそぎ）て其臭を病人の鼻に嗅すべし、且（そのうえ）冷水を病人の面（かお）にふきかけて、驚しむべし　＜中巻23丁＞

広恵済急方の植物画像

　　　（原文）

　　　（訳文）

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